遮熱タイプのLow-Eペアガラス

遮熱タイプのLow-Eペアガラスは室外側のガラスにLow-e膜がコーティングされています。

室外側にコーティングされたLow-E膜が日射を反射し、室内の温度の上昇を抑えます。
冷房の効果を高めたい地域に適しています。
また、暖房も室内に反射するので、冬も暖房の効果も高めてくれます。

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日本板硝子 ペアマルチレイボーグ

日本板硝子では遮熱タイプのペアガラスはペアマルチレイボーグという名称で発売されています。

遮熱タイプではありますが、断熱性も高断熱タイプのペアガラス並かそれ以上の性能を持っています。
クリアとグリーンの2色があり、グリーンの方がやや性能が高いようです。

Low-E膜が外からの日射を反射し、ガラス自体も吸収した熱を外に放出するという特徴があり、室内に入ってくる熱をシャットアウト。一枚ガラスの約5倍の遮熱性能があります。
紫外線は一枚ガラスは約27%カットに対しペアマルチレイボーグは約85%カットしてくれます。
断熱性能は一枚ガラスの約3.7倍。これは高断熱タイプの3.5倍より性能が上回っています。
結露も抑えてくれ、一枚ガラスは外気温8℃で結露が発生しますが、ペアマルチレイボーグの場合は外気温-22まで結露を抑えてくれます。(室温20℃・湿度60%の場合)

旭硝子 サンバランス 高性能Low-Eペアガラス高遮熱断熱タイプ

旭硝子では、サンバランス 高性能Low-Eペアガラス高遮熱断熱タイプという名称で発売されています。
基本的にはペアマルチレイボーグと性能は大差ありません。
グリーンとアクアグリーンという2色があり、アクアグリーンの方が性能がいいようです。

遮熱性能は一枚ガラスの約5倍、約61%の日射を遮断してくれます。
断熱性能も一枚ガラスの3.7倍ほど。こちらも高断熱タイプのサンバランスよりも上回っています。
紫外線カットの割合も約82%となっています。
結露も外気温-22℃まで抑えてくれます。

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