ブロックにコア抜きをする。コア抜き機の使い方を紹介!

フェンスの支柱を立てるためのコア抜き機を使ったコア抜き(穴あけ)のやり方を紹介します。
フェンスの取り付けをするためには、

1・新しくブロックを積んでもらう
2・独立基礎を埋める
3・既存のブロックなどにコア抜きをする

と、およそ3通りのやり方があると思います。
このページでは3・既存のブロックなどにコア抜きをする、その手順を解説します。

フェンスの取り付け方については以下のページを参照してください。

→DIYでアルミフェンスを取り付けよう。取り付け方解説(支柱の立て方)

→メッシュフェンスをDIYで取り付けしてみよう。(支柱の立て方)

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ブロック基礎へコア抜きの手順

もしDIYでやろうと考えている方がいれば、
コア抜き機を持っていない方が大多数だとは思います。
買おうとすると、コア抜き本体で約10万円、コアの刃(直径65mm)で2~3万、コアをブロックに固定する台座で約7万。

と、まあ、かなり値段は高いですがそれは置いといて
コア抜きの手順を紹介します。

コアを抜く場所に印を付ける

ブロックに鉛筆で印を付けます。

コアを抜く中心を鉛筆で書き出します。

コア抜き機の準備

マキタ コアドリル
コアドリル

台座に取り付けます。
通常であればこの台座(7万円)を使うのですが、
コアを抜く場所が狭く、この台座が使えなかったため、
コア台座

自作の台座を使用しました。
ワンバイ材とツーバイ材で作った台座
ブロックにコアを抜く場合はこれで十分だったりする。
自作コア台座

台座に取り付ける

このコア抜き機にコアの刃(コアビット)を取り付けます。
サイズは65mmのコアの刃です。
コアの刃装着

コア抜きの設置

先ほど印を付けた場所に設置します。
コアを動かすときは、
この木の台座に乗って動かないように押さえます。
コア抜き機を設置

ホースをつなぎます。
湿式のコアドリルなので、水が必要。
湿式のコアドリルであればブロックの中の鉄筋も切って
穴を開けることができます。
コアにホースをつなぐ1

コアにホースをつなぐ2

コア抜き開始

コア抜きを開始します。
水はあまり出しすぎないようにします。
ちょろちょろと出るくらいが丁度いい感じです。

基本的にゆっくりとコアを抜いていきます。
鉄筋に当たったら感覚が明らかに違うので、
さらにゆっくり刃を落としていきます。
コア抜きを開始

コア抜き終了。
コア抜き終了

掃除とガラ取り

コアを抜いた周りはなるべく早く掃除をしましょう。
乾いてくると取りにくくなるし、
ブロックにくっついて真っ白になってしまいます。
水とハケ等を使い、洗い流します。
コア抜きした後は掃除を早めにする

掃除をしたら、中に残っているブロックのガラを取り除きます。
マイナスドライバーを突っ込んでクイッとやると、
根本から簡単に折れます。
その後、火ばさみなどを使って取り除いてやりましょう。
ガラを取り除く

これで、きれいに穴を開けることができました。
コア抜き後

コア抜きの手順は以上で終了です。
複数穴を開ける時は3、コアの設置~5、掃除とガラ取りを繰り返して行けばOKです。

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ちなみに・・・台座を使ったコア抜きのやり方

7万円もした台座を使ったコア抜きのやり方です。
この台座を使うと木の台に乗る方法よりも強力に固定できます

台座をブロックにセット。
台座をブロックにセット

コア抜き機をセット
コア抜き機をセット

バールなどを使ってギッチリと締めます。
バールなどで締め付ける

台座とコア抜き機の連結部分もしっかりと締めます。
しっかりと締める

後はホースと電気を繋いでコア抜き開始。
コア抜き開始

コア抜き終了!
コア抜き終了

この台座を使った場合のコア抜きは強力に固定できるが、
結構、移動が大変です。(重いので)

狭い場所に設置できないという欠点もあります。

しかし、一番安全に作業することができます。

ガラが取れない場合の対処方法

ちなみに、コア抜きをしてみたけど、ガラが取れない!
という場合は鉄筋の縦筋に当たった可能性が高いです
その場合は以下のページを参照してみてください。

→コア抜きをしたが、ガラが全く取れない時の対処方法

コアが途中で抜けなくなった場合の対処方法

途中でコアが噛んで抜けなくなった場合の対処方法はこちら
鉄筋などに噛んでしまい、コアが途中で止まって動かなくなったということが結構あります。

→コア抜き中に機械が噛んで抜けなくなった時の対処法

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