フェンスの立てた後のブロック天端のモルタル仕上げの方法を紹介します。
フェンスをうまく立ててもブロック天端(てんば)の仕上げを汚くしてしまうと、
なんとなく見栄えが悪くなりますので、これも大事なことです。
私も最初のころはモルタル仕上げが汚いといわれたこともあります。
このページではモルタル仕上げのやり方を解説します。(ただし私の我流)
モルタル天端仕上げの方法
まずはモルタルを練ります。
フェンスの柱周りのモルタル仕上げの場合は乾くのが早いので、
多少、水を多めに入れて緩くしておきます。
気温が低い場合は無塩の防凍材も入れておきましょう。
割合はセメント多め、セメント1に対して砂は1.5~2くらい。
使う道具は仕上げコテと左官用ハケ。
ステンレス製の仕上げコテが個人的に使いやすい。
さらに0.3mmとかの薄いコテが使いやすいです。
準備ができたらモルタル仕上げをしてみる
表面がちょっと乾いてきたら本格的に仕上げます。
夏場はあっという間に乾くので、ブロック表面を水で湿らせておくか、
すぐに仕上げても良いかもしれません。
コテで仕上げる前に、柱についたモルタルを掃除。
左官用ハケで掃除します。
左官用ハケに水を付けて掃除しますが、よく水を切っておきます。
仕上げコテでモルタルを平らに仕上げていきます。
モルタルが多い場合は多少、削り取りながら仕上げていきましょう。
左官用ハケで穴の周りを掃除しながら形を整えていきます。
水はよく切っておくこと。
水を切らないと、べちゃべちゃになります。
以上で1本終了です。
数が少ないと楽ですが、数が多いと結構時間が掛かります。
作業に時間を掛けすぎてモルタルが固まってしまわないように気を付けながらやりましょう。
冬場、気温が氷点下になりそうな時は防凍剤を使ったり、養生するなどしてモルタルが凍結しないように注意しましょう。
凍結してしまうとボロボロになってしまったりして、見た目も悪くなってしまいます。
アルミ柱に防凍剤を使う場合は必ず無塩の防凍剤を使ってください。
そうしないとアルミが腐食してしまう原因になります。