前のページでは柱を立てるところまで記載しました。
このページでは前枠の取り付け～屋根の取り付けまでを解説していきます。
目次
前枠の取り付け
前枠の取り付けの準備をします。
前枠に部品を付けていきましょう。
最初に柱固定金具を取り付けます。
取り付け位置はアルミの外側から測って95mmの位置
前枠キャップを取り付けるために、コーキングをします。
キャップから雨漏り防止のためです。
キャップを取り付けます。
前枠の準備完了。
部品をつけたら前枠を柱に入れる
部品を付け終わったら前枠を柱に入れます。
柱の位置が合っていれば簡単に入ります。
この時はまだ柱のビスは締めません。
これでひとまず前枠まで取り付け完了
垂木、野縁の取り付け
前枠を柱に乗せたら垂木(たるき)と野縁(のぶち)の取り付けです。
これは垂木
こっちは野縁
垂木の取り付け
最初に取り付けるのは垂木。
垂木取り付け前
今回取り付けている幅1.5間のテラスだと、合計で4本。
前枠と垂木掛けにはあらかじめ穴が開いているので、そこに取り付けます。
垂木の取付完了
野縁の取り付け
次は野縁の取り付け。
たまにきつくて入りにくい時がありますが、無理やり入れてやる。
これもあらかじめ垂木に穴が開いているのでそこに取り付けます。
野縁は出幅6尺だと1スパンに2本ずつ入ります。
野縁の取付完了。
高さ調整
ひとまず、ここまで出来たら柱の固定を外します。
前枠に水平器を当ててみて、高さを確認します。
高さがずれている場合は薄いパッキンのようなものを柱の下に噛ませて調整します。
柱の垂直も確認し、柱のビスを止めます。
これでテラスの骨組みまで取り付けが終わりました。
次は屋根張りです。
屋根の取り付け
次はいよいよテラスの屋根張り。
ポリカーボネートの屋根は擦ったりするとすぐに傷になってしまうため、できる限りすらないように扱いましょう。
梱包を解くときも注意。カッターの刃で屋根材を傷つけないようにしましょう。
屋根パネルの準備
幅1.5間だと屋根パネルの枚数は3枚。
下側の養生ビニールは剥がし、太陽光側の養生ビニールは上と下だけを剥がします。
屋根パネルには裏表があるので間違えないようにします。
屋根パネルを入れる
屋根パネルを屋根の上に上げます。
なるべく擦らないように注意しながら上げましょう。
擦ってしまうとすぐに傷が入ってしまいます。
垂木掛け側→前枠側の順に屋根パネルを入れます。
最初は垂木掛け側から
前枠側を入れる前にテラスが外壁から直角になるように調整。
↓のようにパネルが垂木に真っすぐになるようにします。
ほぼ直角になっていれば、前枠側に屋根パネルを入れましょう。
屋根押さえの取り付け
屋根押さえを取り付けて行きます。
奥まで差し込んで取り付けます。
奥まで入れたらビスで止めていきます。
ビスは垂木掛け側から順に止めましょう。
下の方からとめていくと、屋根押さえが少しずつ浮いてくる可能性があります。
これで一枚目の屋根パネルの取り付けが完了です。
後は同じ手順で屋根パネルを入れる→屋根押さえを取り付ける、を繰り返します。
屋根パネルを取り付けたら、垂木掛けと前枠に屋根パッキンを入れます。
以上で、テラスの屋根の取り付けまで完了です。
次のページへ続きます。