エクステリア工事にあると便利なレーザーレベルの使い方(屋外での使い方)

トプコンのレーザー

エクステリアを取り付ける上でレーザーレベルはあると非常に便利です。
例えば、穴掘りをするのに同じ高さにするために使ったり、高低差を測るのに使ったり、柱の高さを一定にするのに使ったりと、一度使ったら手放せません。

このページではレーザーレベルの使い方を解説します。
エクステリア関係の取り付けは屋外でやることが多いので、屋外での使い方です。

ちなみにこのレーザーレベル、ネットで「レーザー墨出し器」で検索しても出てきません。
なにやらレーザー墨出し器とは別みたいです。

スポンサーリンク

レーザーレベルの使い方(屋外)

私が持っているのはこのレーザーレベル
TOPCON(トプコン)のレベルです。
トプコンのレベル2

このレーザーレベルは水平方向だけ測るタイプの機械です。
エクステリア工事では水平方向さえ測れればはっきり言って十分。
電源をONにするだけで自動で水平になってくれるので非常に使いやすいです。

では、使い方ですがなるべく安定した場所に置きます。
本体が揺れるとエラーになってしまいます。
電源をONにすると本体が勝手に水平になり、レーザーを射出します。
トプコンのレーザー

屋外で使用するためのレーザー受光機
屋外ではレーザー光が見えないので、これは必須です。
屋外では必須のレーザー受光機

穴の深さを同じ深さにしたい場合

ひとまず、独立基礎の設置で説明していこうと思います。

この場所に独立基礎を全て同じ高さで設置します。
独立基礎設置場所

穴の深さを全て同じ深さにする場合は、まず最初に基準にする穴を掘ります。
基準とする穴がないと話しになりません。

1個目の穴掘りをしました。この穴が全ての穴の深さの基準となります。
他の穴もこの穴と同じ深さで一定にします。
基準とする穴を掘る

受光機を適当な棒にセットします。
受光機を適当な棒にセット

掘った穴に棒を立てて、受光機の高さを合わせます。
受光機の高さを合わせる

これだと高いので受光機を下げます。
受光機が高い

これだとちょっと低いので受光機を上げます。
受光機の位置が低い

このように受光機の画面が横線になればOK(ピーという音がします)
後は受光機の位置をずらさないようにします。
受光機の高さがあっている

そうしたら他の穴も大体の深さで掘ります。
他の穴も掘る

そして、受光機を穴の中に立てて深さを見ます。
受光機の画面が横線になるように穴の深さを調整します。
穴の深さを調べる

受光機の画面が横線になれば最初に掘った穴と深さが同じになっているのでOK。
受光機の画面が同じになれば最初に掘った穴と同じ高さになっている、ということ

後は独立基礎を設置すれば、全ての独立基礎が同じ高さになっているはずです。
独立基礎の設置

穴の深さを一定にする場合はこのようにしてレーザーレベルを使います。

スポンサーリンク

高低差を測りたい場合

高低差を測る場合です。
以下の地点の高低差を測ります。
二つの地点の高低差を測る場合

どちらからでもいいので、片側をレーザー受光機で測ります。
片方にレーザーレベルの受光機をセット

受光機の画面が横線になる位置で鉛筆で印を付けます。
鉛筆で印を付ける

もう片側の地点で測ります。
横線になる位置に受光機をずらします。
受光機をずらして測りなおします

そうしたら、また鉛筆で印を付けます。
また鉛筆で印を付ける

最初に測った鉛筆の印と先ほど測った印の誤差を測ります。
下の例だと高低差は約2mm、ほぼ水平です。
最初と後で測った印を測る

誤差は約2mmです

高低差を測る場合はこのようにして測ります。

レーザーレベルは使い慣れるととても便利な道具です。
独立基礎の設置やカーポートの柱を立てる時など、色々な場面で使えます。
特にこのトプコンのレーザーレベルは自動で水平を合わせてくれるところがとてもいいです。

レーザーレベルを使っている記事

2台用カーポートの取り付け方法を紹介!

フェンスの基礎となる独立基礎の設置方法を紹介!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする