ベランダなどに付ける壁付け物干しの取り付け方を解説します。
今回、取り付け方を紹介するのはLIXILの壁付け物干し。
DIYでも結構簡単に取り付け可能な物です。
簡単とはいっても、インパクトドライバーとかの電動工具は必須になってきます。
さすがに電動工具無しでは無理です。(少なくとも私は)
と、いうわけで取り付けの手順を解説していきます。
壁付け物干しの取り付け手順
今回紹介するのは木造の家に取り付ける場合のやり方です。
鉄骨の家やコンクリートの家の場合は取り付け方がちょっと変わってきますので、注意してください。
必要な工具類
- インパクトドライバー等の電動工具(必須)
- 6mmのドリル(必須 鉄鋼用でOK)
- 3~4mmくらいのドリル(無くても何とかなる)
- 13mmのソケットレンチ(LIXILの壁付け物干しの場合は必須)
- 鉛筆(必須)
- メジャー(必須)
- コーキング材(必須 穴の中に雨の侵入を防ぐ)
- コーキングガン(チューブ式のコーキングを使う場合は不要)
- 曲尺(あると便利かも)
他のメーカーの場合は取り付けビスが違うかもなので、
その場合はそれに合わせて道具を用意してください。
外壁がタイルやモルタル壁などの場合はコンクリートドリルが必要です。
特にタイルの外壁の場合はすぐに割れることが多いため、慎重に作業しましょう。
取り付け位置を決める
最初に取り付け高さを決めます。
高さは自分が使いやすいと思う位置に取り付けましょう。
高さを決めたらメジャーをサッシの上に引っ掻け、
鉛筆の高さを計測。(今回のは40cmでした)
反対側を付ける時に必要な寸法です。
サッシのすぐ横には柱があるはずなので、
基本的にはこれを狙って取り付けをするのが無難です。
柱の大きさは約105mmまたは120mmが一般的。
ちなみに柱など、下地が無い場所に取り付けると、
間違いなく、使っているうちに取れます。
サッシから大体3~5cmあたりをビスの芯にして取り付けましょう。
この辺りであればほぼ安心。
とりあえず↓の画像では4cmで取り付けにしています。
というわけで、4cmの位置に印を付けます。
もう一度物干しを当ててみて、
穴を開ける位置を鉛筆で印を付けます。
穴を開ける位置は重要ですので、間違えないように
何回か測っておくことをお勧めします。
外壁へ穴あけ
位置を決めたら実際に穴を開けます。
インパクトドライバーに6mmのドリルをセットして、
穴を開けます。
開けにくい場合は最初に3~4mmくらいの小さい穴を開けてから、
6mmで穴を開けると開けやすいです。
開けた穴へコーキング充填
穴を開けたら雨などの侵入を防ぐための
コーキング材を充填します。
この作業はきちんとやった方がいいです。
後々、雨漏りの原因になるかもしれません。
壁付け物干しの取り付け
穴を開け、シリコンを充填したら
壁付け物干しの取り付けとなります。
インパクトドライバーに13mmのソケットレンチを取り付けて、
下の穴から締めます。
ひとまずは仮締め、物干しが多少動く程度に締めておきます。
次は上の穴を締めます。
この時、サッシに対して真っすぐになるように締めます。
上の穴を閉めたら下も本締めしましょう。
LIXILの壁付け物干しは3段階に動きます
以上で、壁付け物干しの取り付けは終了です。
道具さえあれば、簡単に取り付けられます。