網戸が古くなったり、破けてしまったりした場合は網を張り替えて修理する必要があります。
自分でDIYしてみようと思う方に向けて網戸の張り替え方を紹介します。
虫が入ってこなければOK。見た目はあまり気にしない!っていう場合であれば張り替えは簡単。
しかし、売られている網戸みたいにビシっと張り替えをしたい!という場合はかなり難しいです。
はっきり言ってうまく綺麗に張り替えるには経験が必要です。
とはいえ、そんなことを言ってたら始まらないので、網戸の張り替え方のコツをご紹介します。
それは、あまり急いで網戸ローラーを動かさないこと これだけ。
これだけで、綺麗に張れる確率はぐんと上がります。
必要なもの
・張り替え用の網
・先が尖っているもの(千枚通しなど)
・網戸ローラー
・カッター
・はさみ
・新しい網押さえのゴム(必要であれば)
目次
網戸を張り替える準備
必要な道具と網
左から はさみ、カッター、先の尖った物、網戸ローラー
あと、画像にはありませんが、張り替え中の網を押さえる重しも必要です。
網の色はグレーまたはブラックの色が一般的なので、張り替える場合は好きな方の色を選びましょう。
ちなみに新築の家だとブラックの網が多いです。
押さえゴムを外す
押さえゴムの切れ目を探し、そこからゴムを外していきます。
基本的には角の所が切れ目になっている場合が多いです。
角の所に無くても必ずどこかに切れ目があるので、何とか探し出しましょう。
ここで、先の尖った物(千枚通しなど)を使ってゴムを外します。
古い網はゴミなので捨てます。
押さえゴムは使えそうであれば再利用しましょう。
新しいゴムを使う場合は使っていた押さえゴムの切れっぱしを持ってホームセンターへ。
ゴムの太さが何種類かあるので、同じ太さのゴムを選びます。
新しい網へ張り替え
それでは、張り替え開始です。
網をセットします。
網に重しを置いてずれないようにしましょう。
網戸の上からスタート
網戸ローラーの突起を使って網押さえゴムを押し込みます。
この時、少しだけゴムを出しておきます。
私の場合、ローラーを押していくよりも引いていく方が楽なので、そのやり方で説明していきます。
まず、なるべくゆっくりローラーを引きながらゴムを入れて行きます。
ゆっくりやらないと、網がゴムに引っ張られてたるみができる可能性が高くなります。
網戸の左側を張る
上の部分が終わったら次は左側のゴムを入れます。
ローラーの突起を使って角のゴムを入れましょう。
網を真っすぐにして、同じようになるべくゆっくり、網が曲がっていかないようにゴムを入れます。
ここで、網を適当な長さに切ってしまいましょう。
ここはカッターよりハサミを使った方が楽に切れます。
網戸の下側の網を張る
下側にゴムを入れて行きます。
網を強めに引っ張りながら押さえゴムを入れます。
こうすることで、網をピンと張っていくことができます。
最後に網戸の右側の網を張る
最後に右側にゴムを入れていきます。
こっちは網を若干弱めに引っ張りながらゴムを入れていきます。
これでうまくいっていれば網戸はピーンと綺麗に張れているはずです。
押さえゴムを適当な長さに切って押し込む
余った押さえゴムは適当な長さに切って、押さえゴムを押し込んでやります。
下の画像のように、ちょっと曲げたところで押し込んだ方がゴムの縮み防止になるのでお勧め。
余分な網をカッターで切る
4辺の網を張り終えたら、余分な網をカッターで切ります。
切れるカッターを使った方が圧倒的にいいので、カッターの刃を折って新しい刃で切った方がいいです。
網を上に引っ張りながらカッターで切ると楽に切っていけます。
完成!
慣れると1枚張り替えるのに約10分~15分くらいで張り替えできます。
中残が無い網戸の場合
中残(なかざん)が無い網戸の場合は引っ張りながら網を張ると網にフレームが引っ張られ、フレームが曲がります。
では、どうするかというと中残代わりになる棒を作成し、一時的に突っ張り棒として挟めておきます。
これでもフレームが曲がってしまうことが多々ありますので、ある程度のたわみは許容してやりましょう。