イナバ物置の組み立て方法の紹介です。土台の設置から完成までを解説します。
今回はイナバ物置ネクスタ NXN-30Sを組み立てました。
組み立て方はそれほど難しくないので、DIYでも組み立てられると思います。
1人でも組み立てられますが、なるべく2人以上で作業した方が安全です。
ひとまず、組立に必要な工具は以下の通り。
今回の設置場所は地面が砂利だったので、それに使った工具類です。
組み立てに使う工具
インパクトドライバー
10mmのソケットレンチ(インパクトドライバーに付けて使う)
メジャー
水平器
ラチェットレンチ(10mm)
ハンマー
脚立
アンカー工事で使う道具
砂、セメント
複式ショベル
バケツ×2
モルタルを練るスコップ等
物置を使う工具はこちらでも紹介しています。
→物置の設置に使う工具
なお、取付説明書とは多少違った取付順序でやっていますので、ご注意ください。
それでは、設置方法を解説していきます。
土台の設置
一番最初に土台を設置します。
この作業が一番大事なので、できるだけ丁寧に作業します。
地面がコンクリートの場合→物置の土台がコンクリートの場合の設置方法
4隅の土台の設置
物置の設置場所の4隅にブロックを置き、
土台左右と土台前後をばらして、仮組みしましょう。
この時、土台の対角をメジャーで測って、なるべく正確に合わせておきましょう。
土台の水平を合わせます。
地面が砂利、または土の場合は基準とする高さは、一番低い所を基準とします。
一番低いブロックを基準にして、その高さに他のブロックを合わせていきます。
水平を測ってみたところ左奥が低かったので、
このブロックの高さをを基準にします。
ブロックの水平を合わせます。
このように棒などを使って土台を持ち上げながら調整します。
ハンマーで砂利を叩いたり、ブロックを叩いたりして、
ブロックの水平を合わせましょう。
基準とするブロックの調整完了。
その他の3つのブロックも同じように調整していきます。
4隅のブロックの高さを合わせたら、対角を再確認。
対角が合っていれば土台のボルトを本締めしましょう。
4隅以外のブロックの設置
周りのブロックを置いたら根田を取り付け、
その下にブロックを置けば、土台の設置は完了です。
本体の組み立て
土台の設置が終われば本体の組立に入ります。
取付説明書では土台が終わったら床の取り付けですが、
私は床の取り付けは最後の方でやっています。
その理由はいちいち靴を脱がなくて済む、ということと、
床を傷つける可能性をなるべく少なくしたいからです。
柱~妻板の取り付け
インパクトドライバーが入らないような狭い場所は、
ラチェットレンチがあると便利。
これで、骨組みは終了。
屋根を取り付ける
屋根を置いていきます。
屋根の順序は左から右の順で置いていきましょう。
屋根を全部置いたら、屋根を仮止めします。
ここから先は扉を取り付けるまで、全て仮止めです。
後で本締めしないと柱の水平、扉の建て付けが狂う場合があります。
イナバ物置のボルトを止める金具には、
パッキン付きのネジ板とパッキン無しのネジ板があるので、
屋根にはパッキン無しのネジ板を使います。
これで、屋根の取り付けは完了です。
次は壁を取り付けていきます。