家の外壁にポスト(郵便受け)の取り付け方法を紹介します。
今回は木造住宅の外壁に壁付けで設置しましたので、それの手順の解説です。
モルタル壁や鉄骨等の場合は必要な工具類は変わってきますので、ご注意ください。
以下、取り付けの流れ。
1、取り付け位置を決める
2、ポスト、外壁に穴あけ
4、取り付け
5、完成
外壁がタイルの場合はすぐ割れるので、タイルの外壁には壁付けはあまりお勧めできません。
もちろん、割らずにできる!という場合は取り付けても大丈夫です。
ちなみにブロック塀とかへの取り付けも基本は一緒です。
その場合はハンマードリルなどを使用します。
目次
取り付け位置を決める
開けたところ
ポストは開けながら取付するので、中に入っている物は全部出してしまいましょう。
取り付け位置を測る
メジャーを使って、取り付け位置を出します。
取り付け高さはインターホンに合わせました。
今回の高さはポストのてっぺんを1440mmにしての取り付け。
本当はポストのてっぺんで1100mm~1200mmくらいの高さが丁度いいのですが、
この高さの指定だったので、この取付高で取り付けることになりました。
鉛筆で印を付ける
ポストの位置を決めたら外壁に鉛筆で印を付けます。
そこから、ビスを止める位置を計算して割り出し、外壁に穴を開ける位置に鉛筆で印を付けます。
ここはポストによって穴あけ位置が変わるので、取り付け説明書等をよく読んで計算しましょう。
ポストと外壁に穴を開ける
ポストには穴があらかじめ開いているポストもあります。
その場合は穴あけ不要です。
穴が開いていないポストには穴を開ける必要があります。
ポストの裏側にインパクトドライバーなどで穴を開けます。
5.5mmで穴を開けました。
外壁への穴あけ
ポストに穴を開けたら今度は外壁への穴あけですが、
穴あけを間違ったら終わりなので、慎重に作業します。
外壁がモルタル壁などの場合は、コンクリート用のドリルを使用します。
鉄鋼用ドリルなどでは穴はあきません。
6mmで穴を開けます。
(フィッシャープラグというのを使うため)
モルタル壁の場合はハンマードリル等を使った方が効率がいいです。
穴を開けたところに柱など、下地がある場合はこの後使うフィッシャープラグは不要です。
下地がある場合は6mmでの穴あけは不要です。3.5mmの穴でOK。
最初は小さい穴(3.5mm)を開けてから、下地が無い場合は6mmで開けた方がいいかもしれません。
ポストの取り付け
穴あけが終わったらポストの取り付けです。
ポストには壁付け用の取り付けビスなどは同梱されている場合が多いので、それを開封します。
取り付けの前準備
まずは先ほど開けた外壁の中へフィッシャープラグを差し込みます。
外壁の中への雨の侵入を防ぐため、シリコンを充填しておきます。
下の画像ではコーキングガンを使っていますが、チューブ式のシリコンがあればそっちを使った方が楽です。
ポストの準備
ポストの種類によっては下の画像のようなスペーサーも使わないといけません。
スペーサーが入っているポストの場合は必ず使いましょう。
使わないとポストが開かなくなったりする場合があります。
このスペーサーをあらかじめポストに貼り付けておくと、取り付けがとても楽になるのでお勧め。
このゴムスペーサーに両面テープを貼ります。
これで取り付け前の準備はすべて完了です。
ポストを取り付ける
後は取り付けるだけ。
インパクトドライバーなどでビスを取り付けると、
たまにプラグが効かなくなってしまうことがあるため、
手回しドライバーでビスを取り付けましょう。
今回使った工具と道具
・メジャー ・曲尺 ・鉛筆
・インパクトドライバー ・3.5mmのドリル
・5.5mmのドリル ・6mmのドリル
・コーキングガン ・シリコン材 ・水平器
・両面テープ ・手回しドライバー