日本板硝子が誇る最強の真空ガラススペーシア、
同じ真空ガラスだけど名前が違うクリアFit(クリアフィット)
この二つのガラスはどちらも真空ガラスですが、何が違うのでしょうか?
どちらも真空層が0.2ミリ、ガラスは2枚の複層ガラスの構造になっています。
Low-Eガラスかそうじゃないか
「スペーシア」はLow-eガラス、
対して「クリアFit」はLow-eガラスではありません。
スペーシアはLow-eガラスを使用し、
断熱性能がクリアFitより高性能になっています。
クリアFitは一枚ガラスの約2倍程度の断熱性能ですが、
スペーシアは一枚ガラスの約4倍。
およそ2倍の差。そのくらい断熱性能に違いがあります。
結露する温度にも結構差がある
クリアFitは外気温-5℃で結露を起こしてしまうのに対し、
スペーシアは外気温-25℃。
Low-Eガラスを使っているか、そうじゃないかでここまで差ができてしまいます。
では、クリアFitの強みはないの?
クリアFitもスペーシアと同じく真空ガラス。
何に強いかというと、防音性能です。
真空ガラスの強みの一つ。真空層は音を伝えません。
例えば二重窓のガラスに使えば、断熱性能はペアガラス以上。
防音性能は一枚ガラスよりも断然効果があります。
そして何より、パッと見はスペーシアと変わらないので、
「え?スペーシアを使ってるの?」と思わせることができます(笑)