アルミ材をスライド丸ノコ、ディスクグラインダー(サンダー)、金ノコの3通りの切断方法で切断し、その切り口を比べてみました。
30mm×10mmくらいのアルミ材です。
このアルミ材をスライド丸ノコ、ディスクグラインダー、金ノコを使って切ってみます。
目次
スライド丸ノコで切断
1番最初はスライド丸ノコです。
使ったのはマキタのスライド丸ノコ。
アルミ用のチップソーを付けてあります。
それでは切り口はどうなっているのか見てみましょう。
スライド丸ノコで切断したアルミ材の切断面
まあ当たり前ですが、かなり綺麗に切断できてます。
写真では分かりにくいですが、ちょっとだけバリがあります。
かなり使い込んでいるチップソーだからかな?
ディスクグラインダー(サンダー)で切断
次の工具はディスクグラインダーです。
ディスクグラインダーに切断砥石「金の卵」を付けて切断してみます。
この切断砥石の刃の厚さは1mm、ステンレス用です。
ディスクグラインダーで切断した場合の切断面
切断している最中から分かっていましたが、かなり汚いです。
切断面はいくらか溶けているような印象。バリがすごく多い。
ついでに、これは私の腕の問題ですが、あまり直角に切れていない…
ま、ヤスリ掛けをすれば多少はマシになるでしょうが、
やはりスライド丸ノコとは雲泥の差ですね。
金ノコで切断
最後は金ノコで切断してみます。金ノコなので、手動。
アルミとはいえ、切断するのは一苦労です。
使っている刃は一般金属用の刃を使っています。
金ノコで切断した場合の切断面
ディスクグラインダーで切断した時よりも綺麗に切断できました。
バリも思っていたより少ない。
金ノコで切った場合もディスクグラインダーと同じくヤスリ掛けはした方が良さそうです。
並べて比較してみる
左が金ノコ、真ん中がディスクグラインダー、右がスライド丸ノコです。
切断面の綺麗さはスライド丸ノコ>金ノコ>ディスクグラインダーですね。
やはり、この3通りの切断方法で一番優れているのはスライド丸ノコでした。
綺麗に切断したい場合はスライド丸ノコの一択です。
切断面をあまり気にしなくていい場合は、ディスクグラインダー、または金ノコで切断して、ヤスリ掛けをすれば十分。
ただし、直角に切断する技術は必要です。