コーキング(シーリング)のやり方のコツを紹介します。
コツを紹介するとはいえ、コーキングは頭では理解していても実際にやってみると中々できないもの。
一応、このページでのやり方を頭に入れておけば、いくらかうまくできるかも?程度にしておいてください。
コーキングの仕上がりはマスキングテープの貼り方で7~8割くらい決まります。
ですので、マスキングテープは出来るだけ丁寧に貼っていきましょう。
目次
コーキング(シーリング)のやり方
コーキング材、コーキングガン、マスキングテープ、コーキングヘラ
後はヘラに付いたコーキング材を拭うためのティッシュペーパーやいらない段ボールを準備しておきましょう。
それではコーキングの仕方を解説していきます。
マスキングテープを貼る
マスキングテープを貼る前にコーキングヘラを当ててみて、テープを貼る場所を覚えておきます。
前述した通り、テープの貼り方でほぼ綺麗に仕上がるかどうかが決まるといってもいいくらいなので、丁寧に貼っていきます。
ちなみに↓こんな感じに貼ります。
コーキングヘラが材料から離れる場所にビタッとマスキングテープを貼ります。
ちなみに私は「ヘラとテープをゼロにしろ!」って教えられました。
それではコーキングを打つ場所にマスキングテープを貼っていきます。
時々コーキングヘラを当てながら貼っていくとずれにくいです。
コーキングを充填する
テープが貼り終わったらコーキング材を充填します。
できるだけ多すぎず、少なすぎずが理想ですが、慣れないとその量が難しいのでほぼ勘です。
まあ、この量だと多すぎたわけですが・・・
コーキングヘラで均す
充填が終わればコーキングヘラで撫でて均します。
ヘラで何回も撫でてしまうと汚くなってしまうため、出来る限り1回か2回で決めましょう。
コーキングヘラで均していきます。
コーキングヘラの角度は変えずにできる限り一定にしていきます。
角度を変えると仕上がりが汚くなります。
コーキングヘラに付いたコーキング材は先ほど準備した段ボールの切れっぱしに拭います。
均し終わったらなるべく早めにテープを剥がしてしまいましょう。
と、こんな感じです。
コツその1 コーキングヘラを当てながらテープを丁寧に貼る
コツその2 何回も撫でない。なるべく1回か2回で決める
コツその3 コーキングヘラの角度は一定にする
以上。コーキングのコツです。
頭では分かっていてもなかなかうまくいかない。それがコーキング。
コーキングの失敗例
テープの貼り方を失敗してしまうと、どんなに綺麗にヘラで均しても汚く見えてしまいます。
テープの貼り方が狭すぎた場合と広すぎた場合は以下のようになってしまいます。
マスキングテープが狭すぎた場合
マスキングテープが狭いと上の画像のようにマスキングテープを剥がした後、コーキング材がめくれてしまいます。
マスキングテープが広すぎる場合
こっちは何となく想像つくと思いますが、テープを剥がした後、コーキング材が残ってしまいます。
このようになってしまわないためにもマスキングテープはできるだけ丁寧に貼りましょう。