玄関前へ手すりなどを取り付ける場合、タイルへのコア抜きなどが必要になることがあります。
湿式(水を使う)のコア抜き機を使えば、普通に穴を開けることが可能です。
水を使わない乾式のコア抜き機は試したことがないので、開けられるかどうかはちょっと不明。
コンクリートへのコア抜きよりも少し気は使いますが、問題なく開けることが可能です。
玄関前タイルへのコア抜き
コア抜きをする場所はこちら。
玄関前のタイルです。ここに手すりを取り付けるための穴を開けます。
位置出しが終わったらコアドリルをセット。
使っているコアの刃はシブヤのライトビット65mm
水の量はほどほどに出し、コアを抜いていきます。
タイルの厚みは約5mmほどなので、欠けたり割ったりしないように慎重にゆっくりと穴を開けていきます。
目的の深さまで到達したら、コアの刃を回したまま上に引き上げて行きます。
目的の深さまで到達したからといって、運転をとめるとコアの刃が抜けなくなる場合があります。
そうなると、タイルが欠けたりする可能性が物凄く高くなります。
実際やってしまったことがあるので間違いありません。
コアを抜いたらなるべく早めに掃除しましょう。
乾くと汚れが取りにくくなる上に、タイルが真っ白くなります。
↓掃除後
コア抜き後のガラ取り
タイルの場合、ガラ取りにも注意が必要。
タイルを割らないように取らないといけないので、変な風に取ろうとするとタイルが欠けてしまうことがあります。
内側へドライバーを動かします。
こうすればタイルは傷つきません。
コア抜き終了、手すりの取り付け
そして、手すりの取り付けも完了!
コア抜き1時間、手すりの取り付け2時間、合計3時間。
以上、タイルへのコア抜きでした。
タイルのコア抜きの場合、抜いている途中で機械を止める→再始動をやるとタイルが欠ける可能性が高いので出来る限り機械を止めずに最後まで一回で抜きましょう。