コア抜きをしたが、ガラが全く取れない時の対処方法

コア抜き後のガラ

コア抜きをしてみたけど、ガラが取れない場合の対処方法です。

コア抜きをした後は、↓の画像のようにマイナスドライバーを差し込んで、
横にクイっとすれば根本から折れて取ることができますが、
鉄筋の縦筋の場所を抜いてしまうと、全く取ることができなくなってしまいます。

通常であればマイナスドライバーを差し込んで、
ドライバーを差し込む

マイナスドライバーを横にクイッとやると・・・
横にくいっとやる

根本から折れて取ることができます。
ガラが取れる

ところが、先述した通りコアを抜いたところに縦筋が入っている場合は、
このように簡単には抜けません。
別な場所に抜きなおすか、叩いて壊していくかしかありません。
このページでは叩いて壊す方法を説明します。

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ガラが抜けない場合の対処方法

縦筋の入っている場所はブロックだとブロックの繋ぎ目など。
擁壁の場合はコア抜きをしてみないと分かりません
詳しい人であれば分かるかもしれませんが、まあ分かりません。

ひとまず、必要な道具
・ハンマー
・タガネ(黄色い柄の道具)
・チス(赤い柄の道具)
・火ばさみ
コアのガラが抜けなかったときに必要な道具

タガネやチスを駆使し、ひたすら叩いて壊していきます。
必要ならハンマードリルなども使って壊します。
タガネやチスを使って壊していく

かなりイライラする作業ですが、頑張って壊していくと、
ようやく縦筋が見えてきました。
縦筋が見えてきた。

砕いた破片は火ばさみを使って取り除いていきます。
火ばさみを使って破片を取り除く

柱の埋め込み分が確保できれば完了です。
破砕完了

柱の埋め込み分が確保できれば完了。
と書きましたが、実際は埋め込み分を確保できずに先に心が折れることが良くあります。
ですので、ある程度取れたら柱を切断して立てることの方が多いです。

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