リフォーム用ペアガラス、通称アタッチ付ペアガラスを使うと結露は抑えられるのか？
たまによくある、一枚ガラスからアタッチ付ペアガラスへの交換。
最近はLow-Eペアガラスを使うことも多くなりました。（と、いうかほぼLow-E）
結論から言うと、交換したガラス部分の結露は抑えられますが、アルミサッシの部分はあまり結露を抑えることができません！
では、ガラス交換する意味は？
前述のとおり、アルミサッシの部分の断熱性能は変わっていませんがガラスの性能はぐーんと上がっておりますので、そこの部分は期待していいと思います。
例えば、断熱性能は向上しているので冷暖房の利きがよくなったり、Low-Eなら一枚ガラスより紫外線ガット率がだいぶ違います。
ただし、もともとのサッシの建付けが悪かったりすると、断熱性能という点ではあまり意味の無いものとなってしまいます。
サッシに隙間があってはせっかくガラスをペアガラスにリフォームしたのに意味がありません。そこから音も漏れるし、冷暖房が逃げていってしまいます。
ですので、ペアガラス交換をする時は注文する前に隙間がないか確認をしておいた方がいいと思います。
どうしても隙間が出来るほどサッシの建付けが悪い場合は、ガラス交換だけでは無く、サッシそのものの交換も選択肢に入れておいた方がいいかと。