既存門扉(もんぴ)の解体撤去と新規アルミ門扉の取り付けをやりました。
同じ場所に新しい門扉を取り付けるので柱を周りのコンクリートをはつり、柱を引っこ抜く。
これがなかなかしんどい。
撤去だけであれば、柱をサンダーで切断してモルタルで埋めれば終了です。
1時間もあれば終わる作業なのです。
しかし、同じ場所に新しく門扉を立てる場合はそうは行きません。
約30㎝の深さのはつり(コンクリートを壊す)が必要になるので、簡単には終わらなくなります。
目次
門扉の解体撤去
撤去のみであれば扉を外し、柱の根本から切断してモルタルで埋めてしまえば終了なのですが、
今回は同じ場所に新設なので柱を抜かなければなりません。
扉を外す
まずは門扉の扉を外します。
物によっては外れ止めのネジが付いているので、それを外してから扉を外します。
コンクリートに切り込みを入れる
はつるためにまずはコンクリートカッターで切り込み線を入れます。
はつる場所を鉛筆で書きます。
こんな感じです。白い線がコンクリートカッターで切り込みを入れる線。
マキタの150mmディスクグラインダー
ダイヤモンドの刃を使用。
粉塵が物凄いのでマスクと帽子は必須です。
あと、近隣で洗濯物を干していたらやばいのでそこには注意。
電動ハンマを使ってはつる
コンクリートカッターでコンクリートに切り込みを入れたら、
電動ハンマではつります。
後はひたすらはつっていきます。
この作業が一番きつい!
門扉の場合は埋め込みが30cmの場合が多いので、約30cmの深さをはつります。
柱は抜けます!
抜けない場合は深さが足りません。もっとはつりましょう!
埋め込まれていた部分は無傷では済みません。
ほぼ確実にベコベコになります。
今回の柱は処分だからこうなってもいいのですが、移設工事だと大変。
移設工事の場合は新しい柱を注文した方がいいと思います。
これで古い門扉の撤去は終わりました。
次は新しい門扉を同じ場所に取り付けます。
新しい門扉の取り付け 柱立て
新しい門扉はLIXILのプレスタ門扉。
撤去した柱の場所に新しい柱を立てます。
柱の取り付け
門扉の垂直と柱と柱の距離を合わせて柱を立てます。
高さも左右合わせます。
柱はクランプで固定。
アルミはすぐに傷が付くので、養生テープは忘れずに貼ります。
モルタルを入れる
モルタルを練って、柱の根元に入れます。
モルタルの作り方は以下の記事を参照!
モルタルを入れます。
モルタルは時間が経つとやや沈むので、少し多めに入れておきます。
土間天端のモルタル仕上げをする
ある程度硬化してきたら土間天端を仕上げます。
綺麗に天端を均したら周りをハケで掃除。
この時、ハケの水分はよく切っておきます。
後は柱が固まるまで、しばらくはこのままです。
柱が固まったら門扉の扉を取り付けます。
新しい門扉の取り付け 本体の取り付け
と、いうわけで柱のモルタルが固まったので、門扉本体を取り付けます。
ここまでかかった時間は、撤去と柱立てで約4時間。
本体のつり込みで1時間ほど。
合計5時間ほどの作業です。