アルミ鋳物(いもの)フェンスの取り付け方を解説します。
今回はLIXILのアルミ鋳物フェンス「アプローチルナCL型」という商品で解説します。
この鋳物フェンスは通常のアルミフェンスとは違い、柱を立てる→本体の取り付けではなく、
最初から本体と柱を同時に施工していきます。
こうしないと、逆に取り付けが難しくなってしまうためです。
ちなみに鋳物フェンスの場合はほぼコア抜きが必須になってきます。
アルミ鋳物フェンスの取り付け手順は以下
1、コア抜き
2、本体に柱を取り付ける
3、フェンスを立てる
4、ブロックの天端をモルタルで仕上げる
5、完成
アルミ鋳物フェンスは基本的に切断加工は出来ません。
中には切断加工ができるものもあるらしいですが、ほとんどの鋳物フェンスはできないようです。
コア抜きをする
コア抜きのやり方は↓の記事を参照してください。
穴のピッチはフェンスの説明書を読んで間違えないようにコアを抜きます。
本体に柱を取り付ける
本体に柱を取り付けます。
この部品は連結部品。
2枚以上連結させる時に使います。今回は1枚のみなので使いません。
フェンスを立てる
本体に柱を取り付けたらフェンスを立てます。
この鋳物フェンスは垂直に立てるのがなかなか難しいので、
木材をちょっと加工して立てると結構楽に行けます。
あらかじめ、モルタルを穴に詰めておきましょう。
後から入れるより楽です。
モルタルの作り方は↓のページを参照して下さい。
そしたらフェンスを立てます。
フェンスの重みで下がっていかないように、
ブロックとフェンスの間にも木材などを挟んでおきます。
垂直を確認します。
といってもアルミ鋳物フェンスには個体差があり、
真っすぐじゃない場合がが多いので大体垂直になってればOKかと。
これで柱が固まるまで1日~2日程度待ちます。
ブロックの天端をモルタルで仕上げる
柱が固まって、動かなくなればブロックの天端をモルタルで仕上げます。
完成
最後に、動かないように押さえておいた木の棒を外せば完成となります。
普通のアルミフェンスなどと比べると、アルミ鋳物フェンスは取り付けるのがなかなか面倒くさい部類に入ると思います。(個人的な感想)