自分でアルミフェンスをDIYで取り付けをしてみましょう。ということで、
フェンスの取り付け方を解説します。
今回はリクシルのアルミフェンス「ハイサモア」を取り付けします。
フェンスの支柱の立て方は、目隠しフェンスやメッシュフェンスであっても施工方法は基本変わりません。
フェンスの取り付けはざっくりと以下の流れ。
- 基礎部分(ブロック積みor独立基礎設置orコア抜き)
- 柱立て
- ブロック天端仕上げ(モルタルでブロックの穴を平らに仕上げる)
- 本体取付け
今回はブロックを積んでもらい、その上にフェンスを取り付けます。
私は自分ではブロックは積めないので、ブロック積みの部分は省略します。
ちなみに独立基礎の設置方法、コア抜きのやり方は以下参照
フェンスの支柱を立てる
まずはモルタルを準備。
モルタルの作り方
セメント1に対して、砂3、水は適量。
最初にセメントと砂を混ぜ合わせます。
よく混ざったところに水を投入。あまり水っぽくなりすぎないように水を加えます。
注意・冬の時期など、気温が氷点下になりそうな時は防凍剤を使用するようにしましょう。
通常の防凍剤はアルミを腐食させてしまうので、無塩の防凍剤を使ってください。
フェンスの支柱の間隔の確認
今回取り付けるフェンスの柱の間隔は1977mm
取り付ける穴が間違っていなければ端の柱から立てていきます。
柱の間隔の詳細は長いのでこちらのページにまとめました。
→フェンスの柱の間隔について説明
柱の準備と端っこの柱立て
釘のサイズは125mmくらいの釘を使います。
ホームセンターなどで10本100円くらい売っています。
そして設置。
フェンスには向きがあります。
基本的には道路側にフェンスの本体がくるように立てます。
端の柱を水平器で確認しながら真っ直ぐに立てて、モルタルを入れます。
モルタルを行き渡らせるため、細い棒などを使って突っついてやります。
以下の記事でモルタルを使った柱の立て方を少し詳しく解説しました。
→普通のモルタルを使ったフェンスの柱の立て方
空練りのモルタルを使って柱を立てる方法もあります。
このやり方だと、普通のモルタルを使うより早く柱を立てることができます。
→空練りモルタルを使ったフェンスの柱の立て方
ひとまずこれで初日の作業は終了です。
一晩たてば柱が動かなくなるので、それまで待ちましょう。
一晩待ったら、端と端の柱がきちんと固まったかを確認します。
柱の根元を持ってみて、ガクガクしなければOK。
明らかにガクガクするようなら失敗。
面倒ですが、やり直す必要があります。
水糸を張って中の柱を立てる
1・端と端の柱に鉛筆で印を付ける(上から10mmくらいの位置)
2・端と端の柱に水糸を張る(先ほど付けた鉛筆の印を通るように)
3・これから立てる柱にも同じ位置に鉛筆で印を付ける
水糸を張る場合は家側か、道路側、やりやすい方に糸を張ってください。
水糸を結ぶのが難しい場合は洗濯バサミみたいな道具を使うと楽です。
ホームセンターで売っています。120円くらい?
水糸を張ったら間の柱を立てて行きます。
水糸で高さを見ながら立てるため、釘は使いません。
柱が沈むのを防ぐため、モルタルは固めに作ります。
鉛筆で付けた印と水糸が重なるように柱を立てて行きます。
↓の画像だとちょっと柱が高すぎですね・・・
水糸に触るか触らないか、ぎりぎりで立ててください。
↓こんな感じで柱を立てて行きます。
フェンスの柱と水糸の隙間は1mm以下が理想です。
糸に触っていると柱の頭の通りがずれるので注意!
柱を立て終わったら水糸を外します。
最後は自分の目で見てフェンスの頭が真っ直ぐに揃っているか確認してください。
ダメな場合はやり直しましょう。
ブロックの穴埋め(天端仕上げ)
柱立てが終わったら、ブロックの天端仕上げをします。
仕上げ用のモルタルを練りましょう。
柱立てで余ったモルタルでも大丈夫ですが、
砂をふるいにかけてきめ細かい砂を使った方がやりやすいし、きれいに仕上がるのでお勧め。
少しやわらかめに練った方が、フェンスの仕上げの場合はうまくいきます。
仕上げコテを使って平らに仕上げて、
ブロック周りは左官用ハケで掃除しつつ、形を整える
モルタル仕上げのちょっと詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
→フェンス周りのモルタル仕上げのやり方
アルミフェンスの柱立ては以上です。
柱が固まるまで最低でも1日以上置いておきましょう。
本体の取り付け方へ続く
→DIYでアルミフェンスを取り付けよう。取り付け方解説(本体のつり込み)