今回はメッシュフェンスの取り付け方の紹介です。
DIYで取り付けをしようと考えている方は参考にしてください。
ちなみにメッシュフェンスはネットフェンス(金網フェンス)とはまた別物なので、ネットフェンスの取り付け方は以下の記事を参照してください。
フェンスの中でメッシュフェンスがDIYするには一番やりやすいと思います。
なぜなら、フェンス本体の切断に高価な切断機とかが必要ないので。
柱の立て方は前回紹介した、アルミフェンスの取り付け方と基本的に一緒です。
今回は普通のモルタルではなく、空練りモルタルを使った施工方法です。
空練りのモルタルを入れて突き固めるやり方で支柱を立てていきます。
以下、ざっくりと取り付けの流れ
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- フェンスの柱を立てる
- 天端(てんば)をモルタルで仕上げる
- フェンス本体の取り付け
- フェンスの切り詰め
- 完成
三協アルミの「ユメッシュ」というフェンスで取り付け方を解説します。
このフェンスの柱の間隔は2000mmです。
ちなみに今回はコア抜き機を使ってブロックに穴を開けました。
コア抜き機の使い方は以下のページを参照してください。
→ブロックにコア抜きをする。コア抜き機の使い方を紹介!
それでは、取り付け手順を解説していきます。
フェンスの支柱を立てる
まず柱を立てる前に柱の間隔を間違っていないか確認します。
間違っていなければ柱の準備をします。
ちなみにこのフェンスの柱の間隔は2000mmです。
柱の間隔の詳細は長いのでこちらのページにまとめました。
→フェンスの柱の間隔について説明
柱の準備をする
フェンスのレベル穴に釘をさします(一番下の穴)
この釘まで、柱を埋め込みます。
釘の大きさは125mmくらいの釘を使います。
いわゆる4寸釘。
釘をさしたら柱の準備は完了です。
次は柱立ての作業となります。
フェンスの支柱を設置する
次は空練りのモルタルを作ります。
ほんの少し水を入れておきます。
気温が氷点下になりそうな場合は、無塩の妨凍剤も入れてください。
他の防凍剤だとアルミを腐食させる恐れがあります。
フェンス用突き棒(自作)
ホームセンターなどで売っている鉄のフラットバーとかでも使える。
柱の設置は端と端の2本から立てます。
水糸を張るためです。
柱を設置し、空練りモルタルを入れます。
フェンスの柱には傷を付けない様に養生テープで養生しておきます。
養生テープのあたりを持って動かなくなればOK。
がくがくと動くようなら、突き方が足りません。
もうちょっと詳しく解説した記事をUPしました。
→空練りモルタルを使ったフェンスの柱の立て方
もう一方の端に支柱を設置します。
下の画像のようにコーナー部分となる場合は、高さを合わせておきます。
水糸を張って中の柱を立てる
端と端の支柱の設置が終わったら、水糸を張ります。
空練りを使う施工の場合、すぐに水糸を張ることができます。
水糸の高さは穴に合わせて水糸を張ります。
間に立つ柱はこの水糸に合わせて高さを同じにするので、釘は使いません。
間の柱は水糸にぶつからないぎりぎりの位置で立てていきます。
↓こんな感じで糸とフェンスの隙間は1mm以下にするのが理想です。
柱立てが完了したら、糸を外し、必ず自分の目で真っすぐ立っているか確認。
ずれていたら修正します。
この後は柱周りに水を入れましょう。
あまりじゃぶじゃぶに水を入れないようにします。
気温が氷点下になりそうな場合は防凍剤も入れます。
ちなみに以下の記事では普通のモルタルを使った柱の立て方を書いています。
こちら→普通のモルタルを使ったフェンスの柱の立て方
ブロック天端のモルタル仕上げ
次はモルタル仕上げをします。
少し緩めにモルタルを作っておいた方がやりやすいです。
モルタル仕上げをちょっと詳しく解説している記事はこちら
→フェンス周りのモルタル仕上げのやり方
少し乾かしてから仕上げコテで仕上げ、周りをハケで掃除します。
仕上げが終わったら養生テープを剥がします。
柱立てが終わったら本体の取り付けをやります。
柱が固まるまで、1日以上はおいておきましょう。
本体の取り付け方へ続く
→メッシュフェンスをDIYで取り付けしてみよう。(本体の取り付け方)