フェンスの柱の間隔について説明

フェンスの柱の間隔(ピッチ)について説明します。

フェンスの柱の間隔はメーカーとその種類(アルミフェンスやメッシュフェンスとか)によって変わってくる場合がありますが、フェンスの柱の間隔はフェンス本体を測れば大体OK
取付説明書があればそれを読んで柱の間隔を出しましょう。

基本的にフェンスの柱はフリーポール柱(自在柱)間柱の2種類があります。

フリーポール柱とはいくらか柱の間隔がいくらかずれていても大丈夫な柱。
間柱はフェンスの間隔をほぼぴったりに立てて行かないとダメな柱。

DIYでやろうと考えている方は、フリーポール式の方がいいでしょう。
間柱式は難しいので出来る限り使わない方がいいです。

このページで説明するのはフリーポール柱のやり方なので、間柱を使う場合は参考にはなりません。

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ブロックの上にフェンスを立てる場合

新しくブロックを積んでその上にフェンスを取り付ける場合です。

1本目の柱は端のブロックの端の穴に立てます。
2本目の柱は最初の柱から1700mmくらい離して立てます。(5本目のブロックの真ん中)
5本目のブロックの真ん中に開いていない場合は4本目と5本目の繋ぎ目に立てます。
3本目以降は2000mm(ブロック5本分)ずつ離して立てます。

フェンス本体の最初の1枚目に柱を2本使います。
こうした方が本体の取り付けが非常に楽です。

フェンスの柱の間隔

新しく積んでもらったブロックだとブロックの穴なりにしか立てられないので、基本的に柱の間隔は2000mmの間隔で立てて行くことになります。

そして重要なのが、柱ピッチが2000mm以下のフェンスの場合。
メッシュフェンスだと2000mmの間隔で大丈夫な場合が多いのですが、アルミフェンスの場合はそうは行かない場合があります。

例えばLIXILのアルミフェンスだと柱ピッチが1977mmだったりするので、本体を1枚取り付けるたびに柱に23mm程度近づいてきます。

こうなると、8~10枚目くらいで柱に連結部分がぶつかり、連結ビスが付けられないという事態になりますので、ぶつかりそうなところで柱の位置を変更する必要があります。

支柱の間隔説明

支柱の間隔説明3

こうじゃないと絶対ダメだってわけではありません。
多少穴の位置が違っていても何とかなりますので、あくまで参考程度に。

あと、目隠しフェンスで背の高いフェンス(1200mmとか)の場合は柱と柱の間にもう一本ずつ柱を追加したほうが良いかもしれません。

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独立基礎を設置して立てる場合

この場合はあまり難しく考える必要はありません。

1本目の柱の位置はフェンス本体の先端から100mm程度離したところ。
2本目の柱の位置は1本目の柱から1700mm程度離したところ。
3本目以降は取り付けるフェンスのピッチで独立基礎を設置していけばOKです。

コア抜きをしてから立てる場合

この場合も基本的に立てる場所は変わりません。
1本目はフェンス先端から100mmほど。
2本目は1本目から1700mm程度離したところ。
3本目以降は取り付けるフェンスのピッチでコア抜きしていけばOK。

ただしコア抜きをしてからで立てる場合は、極力縦筋を避けてコアを抜いていった方が無難です。
縦筋が入っている場所をコア抜きしてしまうと中々取れません。
叩いて壊していかないとならなくなるので、なるべく縦筋が入っている場所は避けて行きましょう。

ブロックにコア抜きをする場合

縦筋が入っていると思われる場所はブロックの端、ブロックの繋ぎ目。
基本的にはこの辺り。
ブロックを積む人によっては別な場所に入っている場合があるので注意。

擁壁にコア抜きをする場合

擁壁にコア抜きする場合、どこかでほぼ必ず縦筋にぶつかります。
もうコレはしょうがないと思って諦めましょう。

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